川流れのあれやこれや

本人の琴線に触れたあれやこれやを長めに呟きます(大半アイマス)

2018年LIVEを振り返って

お久しぶりですね。川流れです。前回横道に逸れたので、改めてアイマスの話、今年度のLIVEについて自分なりに振り返ってみようかと。

 

 先述したように今年はひどく思い入れの強い年になったのは言うまでもない。主に二つのライブについて話そう。

①初星宴舞&プロミ2018&MR【765AS】

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初星宴舞

既に一つではないことはスルー。何より今年はASに心と体をめちゃくちゃにされた年であった。(いい意味でも、悪い意味でも)もはや初星については近日中にBDも出るし、大方先述の記事で書ききったような気もするので、気になる方はそちらを参照してほしい。なんにせよ、今現在のASの底力をあるがままに見せつけられた、という言い方が正しいだろう。それは、自分がアイマスに触れた辺り、7thの横アリでのライブで見た魅力的な彼女たちを改めて2018年初頭の歌のライブという形で見たことに起因する。それは私がASの未来を確信するに十分なものであった。ASはまだまだやれる、と。

 そんな、ある意味で言えば"浮ついた"気持ちが一気に冷えたのも、プロミ2018であった。

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765ASプロミ2018

 その現状は(多少の変動はあるにせよ)変わってはいない。ステラの話は経験した人間であれば面白いと感じていたし、自分もそう感じていたのは事実であった。しかし、その面白さの共有が十分できていたのかは私はなんとも十分に感じ取ることはできなかった。決してステラであれ、CDシリーズであれ売上が芳しい状況ではないのは統計でもわかっている。「この活況は決して永遠なものではない、いつか終わりが来る」そんなことを、プロミ2018が終わった時に感じたのである。それは、私の中で今年明確に変わったと感じた"意識"のようなものであった。「常に終わりに向かう旅の中で、何かしてやれることはないのか」そんなことを再確認しつつ、動いていかないといけないと感じるのである。無論、彼女たちの活躍を全力でバックアップする意地はある。しかし、どうにもならない時がやってくる。そんな【危機感】をより自覚させてくれたのは、この年ならではないか。現在この記事を書いている今も、TC(The@ter challage)の選挙応援で四苦八苦しながらの状況である。彼女の為に全力で支える。その気持ちを再確認させてくれたのも今年のイベントであった。

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TC三浦あずさ投票企画 年始開催予定!


三浦あずさを旅人に!お願いいたします)

 無論、未来への展望もあった。MRの開催である。感想は別記事にまとめたので割愛するが、最新の技術を駆使したステージングは面白い挑戦である。あずささんの3公演を全通してみて、実際のPとの掛け合いを見ていると、新たな段階に入り始めていることが感じられたのである。どのように、これからMRが発展を見せるのか、今は3rd seasonsを待つこととしたい。

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MRあずさ回の一幕

②CG6th/西武1日目

そして欠かすことができないのはCG6thの西武1日目である。シンデレラが単独でドームライブをやるという点でもシンデレラのPにとっては感慨深いものがあるであろうが、私にとってもこの日は特別なものになった、強くそう感じるのである。

私のシンデレラの担当はご存知のように姫川友紀鷺沢文香・榊原里美である。ドーム公演で実際に歌うのは友紀のみ、しかも西武1日目しか出演がないため、並々ならぬ思いを持っていた。

彼女は「野球」という非常にわかりやすいアイコンを持ったアイドルである。そしてそのアイコンを駆使して縦横無尽の活躍をしてきた。その中で彼女の夢はドームでお客さんに楽しんでもらうライブをすることであった。一見するとこれはありきたりな夢、アイドルとしては至極普通のものに見えるかもしれない。しかし、それは彼女の「夢」に対する姿勢を見ると視点が変わってくる。最近では女子野球という形でスポットライトが当たることも多少なりとも増えたが、依然としてプロ野球と聞くと男子が中心であることに変わりはない。幼い頃、選手を夢見て取り組んだ友紀に突きつけられたのは、性別というどうしようもできない壁、夢への挫折であった。彼女のコミュで語られる過去の話は語り口調は明るめであっても、その経験が顔を覗かせる。彼女はその後野球部のマネージャーという経験を踏んで、「誰かを応援すること」へ行動を展開していく。その底なしの笑顔と明るさに私自身も救われた内の一人である。

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デレステ【with Love】コミュでの一コマ


そして、現実においても彼女の夢は着実に叶っていった。ソロ曲はもちろんのこと、昨年はパリーグとのコラボによって友紀はウグイス嬢の役割を務めた。卯月がプリントされたビールを飲みながらファイターズのスタメン発表を聞いて涙腺が緩んだのも無理はなかった。

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パリーグコラボ346デーで展示されたパネル

5thでもその活躍は輝きを見せた。彼女の参加したライブのそれぞれで彼女は様々な側面を見せてくれた。宮城での彼女本来の明るさが光る一等賞、千葉でのユニット曲の中で大人びた姿を見せたwith love、さらにアダルティさを見せてくれたTulipなど、様々な側面を見せてくれた友紀に魅了されたのも無理はない。そして、彼女の夢であるドームでのライブ、その夢が結実する瞬間をようやく迎えることができる、思いはひとしおだった。

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シンデレラ6th西武ドーム公演入り口のバナー

彼女はとにかく光を放っていた。冒頭の始球式に始まり、ソロ一曲目での一等賞。春の嵐を彷彿とさせるリーディングアイドルとして場を盛り上げていた。そして、中盤戦を終え後半戦に入るその刹那、聞き覚えのあるチャンテが流れ出したのである。彼女の二曲目、「Dear My Dreamers」であった。

この楽曲は一等賞とは違った雰囲気を持つ楽曲であった。杜野さんはユッキもカッコいい楽曲はいけるという認識で挑んだという。私もその認識を持ち、そして彼女が今まで見せてこなかった側面がこの楽曲に現れていると感じていたのである。アイドルとして応援する立場に立った彼女が困難に立ち向かう全ての者に声援を送る。それは、時代錯誤的なのかもしれない、でも彼女は叫ぶ、声の限り。彼女がこれまでのアイコンから一つ脱却する意味でもこの楽曲の持つ意味はとても大きかった。だからこそ、この夢が結実した瞬間、そのオレンジ色に染まるフィールドの中で歌う彼女の姿にただ見惚れていたのだ。ようやく、彼女の夢をほんの少しでも叶えることができた、そう感じたのである。そして、杜野さんと友紀は間奏のセリフでこういったのである。

「私の夢が叶ったから今度は皆を応援する番!」

担当アイドルからこんなことを言われてしまった。自分が考えていた理想の結末のさらに上へ越えて、まだまだ彼女は突き進んでいくのだろう。その【選手宣誓】を聞いて、彼女の担当としてまがいなりにも見届けられてよかったな、と感じることができた。そして退場の一言も、

「皆も夢叶えろよ!」

である。何と痛快なことだろうか。自分の進路で悩んでいた自分が馬鹿々々しく感じるほど彼女の言葉は勇気をくれるものであった。まだ頑張るよ、友紀。自分にはまだ叶えていない夢がある。だからこそ、お礼を言わせてほしい。こちらこそ、ありがとう。

 

 


年末のドタバタ進行の為、今まで書けていなかったCG6thの話題が多くなってしまったことはご容赦願いたい。ともあれ、2018年は私にとって非常に大きな一年となった。正直、これ以上のビッグイベントが起きるかどうかについては全くもって不明である。しかしながら、彼女たちが見せてくれた「思い」や「決意」を胸に、来年もプロデュース業に励んでいきたいと思う。来年もどうぞよろしくお願いいたします。次はTC終了あたりだと思いますのであしからず。それでは皆様、良いお年を。